IWAYA
岩屋エリア
京阪神方面からの淡路島の玄関口。ノスタルジックな情景を残す、港町です。 地元の人に愛されるグルメスポットや、優美な瀬戸内海と大阪湾に囲まれた明石海峡大橋を望む絶景スポット、 国生みの伝承がのこる神社、温泉やホテル、貸別荘など、コンパクトなエリアに魅力がギュッと詰まっています。 日帰りでも十分堪能できるこの岩屋エリアを、トラベルインフルエンサーが旅しました。
岩屋ポートターミナル
兵庫県明石市と淡路島を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」の発着所。明石港から約13分の船旅では、世界最大級の吊り橋・明石海峡大橋を真下から眺める迫力満点の絶景、そして明石・神戸の街並みも楽しめます。AYUMIさんも初乗船し、きらきらと輝く瀬戸内海や海上から仰ぎ見る明石海峡大橋、潮風を感じる爽快なひと時を満喫しました。船には125cc以下のバイクや自転車が積載できるので、地域の人々やサイクリストの利用者も数多くいます。『岩屋ポートターミナル』施設内は観光案内所をはじめ、特産品が並ぶ売店、カフェ&バーなどがあり、旅の拠点にもぴったりです。
Information
兵庫県淡路市岩屋925-27
TEL 0799-72-3420(岩屋観光案内所)
[営] 9:00~17:00
[休] 水曜日
[P] 154台
※淡路ジェノバラインの片道運賃は、大人600円 小人300円。時刻表は公式HPをご覧ください。
岩屋観光案内所
レンタサイクル
岩屋周辺をのんびり旅するなら、レンタサイクルがおすすめ。『岩屋ポートターミナル』1階の『岩屋観光案内所 レンタサイクル』では、電動アシスト付き自転車が4時間まで1,040円、1日(4時間以上)1,570円と手ごろな価格でレンタルでき、高速バスや高速艇で来島された観光客からも人気です。電動アシスト付き自転車なので安定性・走行性に優れ、小さなアップダウンも楽々スムーズ。道中は海を望む美しい海岸線も多く、淡路島の自然を体感できる爽快なライドが楽しめます。
Information
兵庫県淡路市岩屋925-27 岩屋ポートターミナル1階
TEL 0799-72-3420
[営] 9:00~16:30
[休] 水曜日
[料] 4時間まで1,040円 、4時間以上1,570円
[P] 154台
美湯松帆の郷
まずレンタサイクルで向かったのは、明石海峡を見下ろす高台にある日帰り温浴施設『美湯松帆の郷』。 明石海峡大橋が眺められる天然ラドン温泉の露天風呂が評判で、館内にはレストランやお土産店もあり、心身をリセットしながらのんびりとくつろげます。 ここでAYUMIさんが特に気になっていたのが、展望テラスにある「AWAJI」のモニュメント。 明石海峡大橋とモニュメントが一緒に撮影できる淡路市屈指の人気フォトスポットで、昼は青空と海、橋が織りなす絶景、夜はライトアップされた橋と神戸の夜景が一望できます。
Information
兵庫県淡路市岩屋3570-77
TEL 0799-73-2333
[営] 11:00~22:00(最終入館21:00)
[休] 不定休
[料] 大人800円、小人(4才~小学生まで)450円
※4歳未満は無料。
[P] 150台
BUCHI
AYUMIさんがランチに訪れたのは、オーシャンビューの絶景イタリアン。店内に一歩足を踏み入れると、大きな窓から明石海峡大橋と瀬戸内海が目の前に広がります。その壮大なロケーションで楽しめるのは、淡路島産の旬の野菜や水揚げされたばかりの魚介、淡路和牛など、島の恵みが主役のイタリアン。海に囲まれた自然豊かな淡路島は、かつて「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、朝廷に食料を献上してきた食材の宝庫。その四季折々の島の食材を、数々の名店で研鑽を積んだ矢野昌司シェフが、和のエッセンスを巧みに取り入れたイタリアンに昇華。素材の滋味を丁寧に引き出した料理が五感で堪能できます。人気店なので早めの予約がおすすめです。
Information
兵庫県淡路市岩屋1871 MOON JELLY AWAJI RESORT1階
TEL 0799-72-0034 ※前日までに要予約
[営] 11:00~16:00(L.O.14:30)、
17:00~21:00(L.O.19:30)
[休] 水曜日
[料]「BUCHI〜淡路島地産地消コース〜」5000円〜
[P] なし
松帆アンカレイジパーク
イタリアン『BUCHI』から歩いてすぐ、明石海峡大橋のたもとにある「道の駅 あわじ」の敷地内にある広場『松帆アンカレイジパーク』。 淡路島北部の玄関口・岩屋地区を代表するスポットで、連日多くの観光客で賑わいます。 広場からは明石海峡大橋が一望でき、橋を真下から見上げられるビュースポットが話題を集めています。 AYUMIさんも、ここでしか見られない大迫力の絶景にカメラのシャッターが止まりませんでした。圧巻のパノラマビューと撮影を満喫した後は、島の特産品や農産物などが数多く並ぶ道の駅でお土産を探しましょう。
Information
兵庫県淡路市岩屋1873-1
TEL 0799-72-0001(道の駅 あわじ)
[営] 広場は24時間開放
※『道の駅 あわじ』は 9:30~17:30。
(土・日曜、祝日は9:00~/12~2月の平日は~17:00)
※レストランの営業時間は店舗により異なる。
[休] 無休
[P] 92台
岩樟神社
『松帆アンカレイジパーク』から自転車で約10分、岩屋港からほど近い恵比須神社奥にたたずむ岩樟神社へ。日本神話に登場する神・伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)、2神の最初の子である蛭子の3神が祀られており、国生み神話を伝承する神社として信仰されています。岩屋城跡の崖下の岩壁には、伊弉諾尊の幽宮(かくりのみや)であったと伝えられている洞窟があり、古の祭壇趾があります。ひっそりとたたずむ小さな神社ですが、どこか荘厳な雰囲気が漂い、思わず背筋が伸びます。
「アワイチ」モニュメント
淡路島の外周約150kmを自転車で1周する人気のサイクリングコース「アワイチ」。コースのスタート・ゴールの発着地点である岩屋港には、淡路島をかたどった鉄製のモニュメントがあります。大きさは幅4m、高さ2.5m。台座の正面には「AWAICHI」の文字が刻まれ、左右にスタートからの距離「0km」「150km」を表示。撮影時は自転車を立てかけるスタンドとしても利用できます。県の名勝に指定される絵島や海を背景に記念撮影ができるフォトスポットとしても人気を集めています。
絵島
岩屋港、「アワイチ」モニュメントからすぐの場所にある、周囲約400mの小さな島。日本の「国生み神話」で伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)が最初に作ったといわれる「おのころ島」伝承地のひとつとされ、県の名勝に指定されています。元々は陸地に続いていましたが、波浪の作用により現在のような島になりました。その美しさは万葉の昔から歌い詠まれ、月見の名所としても人々に親しまれてきました。夜間には島全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
※現在は危険防止のため絵島に立ち入る事ができません。